Nexus 6Pのバッテリーを自力で交換してみた。

2016年2月にGoogleで購入したNexus 6P。2017年12月頃からバッテリー残量30%程度になると急にバッテリー切れとなりシャットダウンしてしまう症状が発生した。

最近では50%程度で切れてしまい、酷いときには夕方までバッテリーが持たないことがあり、使い物にならなくなっていた。

ネット上でも同様の症状は多数報告されているが、はっきりした原因や解決策が見当たらないため、思い切って自力でバッテリー交換に挑戦してみることにした。

筆者のスマホ利用状況は以下のとおりである。

  • 日々使用する機能は、ネット、メール、SNS、地図、通話(ほぼ着信専用)くらい
  • 旅行や出張時は動画(Netflix)や音楽(Google Play Music)を使用
  • ゲームはやらない

スマホを買い替えることも検討したが、このような使用状況では、最新機種に買い替えるまでもなく、Nexus 6Pで事足りるため、使い続けることが最良と判断した。



事前準備

購入したもの

先人たちのサイトを参考にして、以下のものを購入した。

バッテリー

Amazonでいくつかの互換バッテリーが販売されているが、どれがいいのか全くわからないので、レビューの内容だけで選定した。

精密ドライバーセット

高いものではないし、持っていて損はないので、これを機に買ってみた。次回使う機会がいつになるかは不明だが。

クラフトナイフ

Nexus 6Pの各所の隙間に差し込む薄いものが必要らしいので。

ヘラ

バッテリーをはがす際にヘラが必要と記載された記事を見て購入。

シールはがし

「バッテリーの粘着が強力なので、シールはがしがあれば楽」と記載されている記事に促されて購入。

※ 使わなくても目的は達せられた。引っ越しのときなど、別の機会に活躍するはず。

手持ち品で対応したもの

ヘアドライヤー

バッテリー交換に使用するにあたっては、もっと安いものでも全く問題はない。

バッテリー交換の手順

背面カメラ部の黒いカバーを外す

ここが今回の作業の最難関といっても過言ではない。

ドライヤーでカバー部分を熱しつつ、クラフトナイフを隙間に差し込んでいくのだが、差し込まれていく感じが全くしない。「慎重にやらないと割れやすい」という情報があったため、力の入れ加減がわからずに時間を要してしまったが、こつこつと熱して差し込むことを繰り返すことにより差し込むことができた。

差し込めたらナイフを寝かせてカバーを浮かせ、ドライヤーで熱しつつナイフを一周させる。

外した画像。何か所もトライするのではなく、一か所集中で差し込むんで浮かせること。差し込むことさえできれば、あとは熱しつつ、ゆっくりナイフを一周するだけで外せる。

ナイフを差し込むのに苦闘した部分が傷ついてしまったが、一発勝負の自己責任なので、くよくよしない。

背面下部のカバーを外す

黒いカバーと同様にナイフを差し込んで外していく。ドライヤーは不要である。

ここも傷がついてしまったが、振り返らず突き進む。

SIMカードを外す

Nexus 6P側面の小さな穴に針等を押し込むと外せる。今回はせっかくなので購入した精密ドライバーセットを使用。

画像中段の右端のパーツを使用したのだが、こういう使い方で合っているのだろうか。

ネジを外す

先ほど外した上下のカバー下にあるネジを精密ドライバーで外していく。上部2か所、下部4か所である。

ネジの上に白い円形の紙が被さっている所が数か所あるので、外し忘れに注意すること。ネジを外し忘れると、次の工程で本体カバーが破損しかねない。

本体カバーを外す

側面ボタンがない適当な箇所にナイフを差し込んで浮かせる。

浮かせた箇所に何か挟み込んで、別の個所にまたナイフを差し込んで・・・と繰り返すと本体カバーが外れる。

基盤が露わになった。

コネクタを外す

バッテリー周りのコネクタ類を外す。

バッテリー上部の金具のネジを外し、

コネクタ下にナイフを潜らせると簡単に外せるので、3つとも外す。

バッテリー下のコネクタも同様に外す。

バッテリーを外す

隙間にヘラを差し込んで少しずつ浮かせつつ、奥に潜らせる。

強めに接着しているが、力ずくではがしても問題なさそう。

新しいバッテリーを取り付ける

右が外した純正バッテリー、左が新しいバッテリー。似て非なるものなのだろうが、気にしない。

新しいバッテリーを載せ、あとは元に戻す。

バッテリー交換完了

起動

電源を入れると無事起動した。充電はしていないが46%となっており、出荷時のバッテリー残があるようである。

やや目立つ傷が3つ付いてしまったが、使用上の支障は全くない。

バッテリーを交換した以上、今後も長く使っていくわけだし、その頃にはNexus 6Pの買取価格なんて微々たるものとなっているだろうから、リセールのことは考えない。

総評

はじめてのスマホバッテリー交換であったが、ネット上の先人たちの情報、海外ユーザーのYoutube動画を参考に成功することができた。Nexus 6Pのバッテリー交換は難易度が高いということであったが、慎重に作業できる人であれば素人でも交換できるのではないだろか。筆者も素人である。

※ 自力での交換を推奨するものではありません。

後日、バッテリーの運用状況を追記するつもりであるが、満充電した後に放置し、5時間経った時点でバッテリーが6%しか減っておらず、バッテリー持続時間は改善されたようである。あとは、交換の目的であった、突然のシャットダウンが解消されているかという点を確認していきたい。

なお、正直言って、この記事を参考にするより、動画を見ながら作業した方がイメージしやすと思われる。

追記

4月23日AM1:00に満充電し、そのままいつもどおり使い続け、2日と20時間経過した4月25日21:00現在、バッテリー残量は14%という状況。

バッテリー交換を機に使わないアプリを全てアンインストールしたが、WifiとGPSは常時ONで使用しており、他に特別なことはしていない。

バッテリーの持続時間は新品購入時と同様であり、悩まされてきた突然のシャットダウンも起きることはなかった。Android OSの更新により購入当時より減り方が少なくなっているかも。

筆者はスマホのヘビーユーザーではないため、余裕で3日間は充電せずに使えるようになった。

Nexus 6Pに愛着のある方やスマホを2年程度で買い替えたくない方は、バッテリーを交換することをお勧めする。